「ラミネートベニア」とは、歯の見た目改善、損傷した歯の表面保護のため、歯の表面に貼り付けるセラミック薄片のことをいいます。
ラミネートベニアで使われる素材は、コンポジットレジンベニア(Composite Resin Veneer)とポーセリンラミネートベニア(Porcelain Laminate veneer)の2種類に分けられます。
コンポジットレジンベニアは、たいていの場合抜歯を行わず、歯の表面に直接装着されます。ポーセリンラミネートベニアは歯に前処理を施し、その歯型を元に技工室で作られた薄片を、後ほど歯の表面に貼り付けます。
コンポジットレジンベニア
メリット:
- 歯の表面を削る必要がありません。
- ポーセリンラミネートベニアに比べ費用が安い。
- 万が一歯が欠けた場合でも容易に修復可能。
デメリット:
- ポーセリンラミネートベニアに比べ、自然な見た目が再現しにくい。
- 時の経過とともに変色する。
ポーセリンラミネートベニア (PLV)
メリット:
- コンポジットレジンベニアに比べ、格段に自然な色合いを再現。
- 着色しにくい。
- 10年間程は劣化しない。
デメリット:
- 歯の表面を0.5mmほど削る必要がある。
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